・塔婆供養 いつでも受付を承ります。

◇御塔婆料(1本)3,000円  
  供養料も含まれております。

お彼岸とは

彼岸には春彼岸と秋彼岸があります。それぞれ、春分の日、秋分の日を中日として、その前後の三日を合わせた七日間を彼岸といいます。
仏教では、私たちの住む、迷いや煩悩に満ちた世界を川のこちら側「此岸(しがん)」と呼び、その迷いをはなれた悟りの世界を向こう 岸「彼岸(ひがん)」と呼びます。

「お中日(ちゅうにち)」が春分と秋分の日に置かれているのは、仏教の基本的な考え方「中道(ちゅうどう)」(かたよらない心)によります。また、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになるので、彼岸と此岸がもっとも通じやすくなる日でもあります。そのため、御先祖様の供養をする日となりました。
日々、忙しく毎日を過ごされていることと思いますが、ご都合のつく範囲で構いませんので、御先祖様や亡き人を忍ぶ日としていただきたいと思います。

お塔婆(とうば)について

花

塔婆(とうば)とは「卒塔婆(そとば)」の略語で、仏舎利(ぶっしゃり・ブッタの遺骨)を納める仏塔(ぶっとう・サンスクリット語でストゥーバ。これを音写した言葉が卒塔婆)に由来し、これが石造りの五輪塔(ごりんのとう)になり、簡略化され板塔婆(いたとうば)となりました。 現在では「塔婆」といえば板塔婆のことをいいます。
塔婆の上部の形は、世界を構成する五大物質を表し、上から、空・風・火・水・地の梵字(ぼんじ・古代インドの文字。真言宗では、梵字一文字一文字に大切な意味があると考えられています)が書かれ、その下に故人の戒名(又は、先祖代々、水子など)が書かれています。裏面には故人と大日如来が一体となることを願うため大日如来を表わす梵字が書かれ、その下に建立する人の名前・建立年月日が書かれています。

塔婆を建てることは、亡き人の供養となることはもちろん、塔婆を建てる方ご自身にとっても、仏塔や仏像を建てることと同じくらいの功徳(くどく、現在・未来に幸福をもたらす善い行い)があるとされております。
塔婆を建てる日は、決まっておりませんが、前述の理由から、多くの方がお彼岸には、塔婆をお建てになっております。施主以外の方も建立することが出来ます。